加奈(読み)かな

世界大百科事典(旧版)内の加奈の言及

【やりがんな(鐁∥鉇)】より

…木材の表面を削り仕上げる工具で,断面が浅い三角状の槍の穂先に似た刃を木柄につけたもの。16世紀末といわれる現在の台鉋(だいがんな)の出現までは,単に加牟奈(かんな),加奈(かな)と呼ばれていたが,それ以後〈やりがんな〉と称するようになった。《和名抄》に〈鐁は(ちような)の刃跡の高下を削るもの〉とあり,主として建築用の大材を削ったものと推測される。…

※「加奈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む