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加色法 かしょくほう

大辞林 第三版の解説

かしょくほう【加色法】

カラー写真技術の一。フィルターを通して赤・緑・青の光の三原色に分解して撮影したフィルムを用い、スクリーン上で三色の光を合成して色を再現する。現在では、減色法がそれにとって代わった。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の加色法の言及

【カラー映画】より

… 染色法や調色法による〈彩色映画〉は,フィルムに任意の色を人工的に着色したものであり,自然の色彩をフィルムに光学的に再現した〈天然色映画〉が,現在の〈カラー映画〉である。天然色再現法true‐color‐reproduction systemには,〈加色法additive process〉と〈減色法subtractive process〉があり,実際的で商業的に成功した最初の加色法は,G.A.スミスが1906年にイギリスで特許をとり,スミスとC.アーバンが設立したナチュラル・カラー・キネマトグラフ社を通じて活用した〈キネマカラー〉で,最初のカラー映画《デリーの謁見所》(1911)が作られた。〈キネマカラー〉は,白黒フィルムとカラーフィルターを使う2色加色法で,ふつうの速度の2倍,1秒に32コマの速度で撮影,映写され,目が疲労し,フィルムの損耗がはやく,色がずれるなどの欠点があった。…

【カラー写真】より

…三原色説は,可視光の波長領域(約400~700nm)をだいたい3等分して得られる赤・緑・青色の3色光を適当な割合で混合すれば,さまざまな色を再現できるというものである。三原色法はその混色方法により,赤・緑・青色光そのものを混合する加色(加法混色)法と,それらの色の補色であるシアン(青緑色),マゼンタ(赤紫色),イェロー(黄色)の色素を混合する減色(減法混色)法とに分類される。 加色法カラー写真はイギリスのJ.C.マクスウェルが初めて写真的に実証した方式(1861)で,まず色フィルター,あるいはモザイクスクリーンなどを用いて,被写体を3色分解して撮影する。…

※「加色法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

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