助郷会所(読み)すけごうかいしょ

世界大百科事典(旧版)内の助郷会所の言及

【助郷】より

… 五街道では享保以後も年を追うごとに助郷負担は増大した。助郷役は農繁期に多く,また宿駅の不正な割当ても多く,宿と定助間で割付けをめぐる争論が多発し,この結果,助郷惣代を設け助郷会所で助郷利用を監視する宿が増大した。また,窮迫した定助村が休役を願うことが宝暦期(1751‐64)には広範化し,代りに指名される村との間での争論も増大した。…

※「助郷会所」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android