動作指標(読み)どうさしひょう

世界大百科事典(旧版)内の動作指標の言及

【最適制御】より

…両者は1960年前後にほぼ同時に確立された。 制御対象を動的なプロセスとして数学的に表現し,ある動作指標performance indexを決めれば,最適制御理論を用いてその動作指標の下での最適な特性をもつ制御系を構成することができる。これは制御対象のダイナミクスの時間領域における表現を直接用いて,制御系の時間的な振舞いを厳密に最適化する方法であり,周波数領域におけるダイナミクスの表現にもとづき幾つかの設計仕様と制約条件の間の妥協をはかる伝統的な制御系設計法の対極に立つ考え方である。…

※「動作指標」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」