動径分布関数(読み)どうけいぶんぷかんすう

最新 地学事典 「動径分布関数」の解説

どうけいぶんぷかんすう
動径分布関数

radial distribution function

物質内のある原子中心として周囲の他の原子の位置までの距離を,含まれるすべての原子について統計的に表したもの。原子の中心からの距離(動径)の関数。回折法からは元素種類によらずすべての原子についての統計的分布が得られるが,EXAFS(エクサフス)法では元素の種類ごとの統計的分布が得られる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 小藤

世界大百科事典(旧版)内の動径分布関数の言及

【液体】より

…十分遠くではもはや中心分子の影響は及ばなくなり,平均の密度に落ち着く。一般の距離における密度を,平均の密度を単位として測ったものを動径分布関数という。単純液体では,エネルギーや圧力など主要な性質がこの関数と分子間力とから導かれるため,動径分布関数は液体構造論における主役というべき量である。…

※「動径分布関数」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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