《動植綵絵》(読み)どうしょくさいえ

世界大百科事典(旧版)内の《動植綵絵》の言及

【伊藤若冲】より

…若冲の創作態度は,当時流行した設色稠密(ちゆうみつ)な沈南蘋(しんなんぴん)(沈銓)の花鳥画よりも,若冲が熱中したと伝えられる明代を中心にした中国絵画の模写に啓示を受けている。濃彩の花鳥画の代表作には若冲が京都相国寺に寄進した《動植綵絵(どうしよくさいえ)》(1757‐66)と《仙人掌群鶏図襖(サボテンぐんけいずふすま)》(1790)がある。水墨画には軽妙でユーモラスな作品が多いが,画箋紙に墨がにじむ性質を巧みに利用しており,こうした高度な技法が生む表現効果には,濃彩の作品に通じるマチエールの画家としての側面がうかがえる。…

※「《動植綵絵》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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