動物介在療法(読み)ドウブツカイザイリョウホウ(その他表記)animal assisted therapy

知恵蔵 「動物介在療法」の解説

動物介在療法

定められた基準を満たした飼い主と動物を、医療専門家のプログラムに介在させた治療法の1つ。人の身体的、社会的、感情的、認識的な機能の改善を促進し、精神科、高齢者ケア、作業療法理学療法などの場面で活用される。動物介在活動と異なる点は、医療の専門家によって患者の治療目的が定められ、進行中の記録を必要とし、療法の評価判定が行われること。また、介在する動物の基準が高い。

(石田卓夫 日本臨床獣医学フォーラム代表 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む