動物霊(読み)どうぶつれい

世界大百科事典(旧版)内の動物霊の言及

【憑物】より

… 憑物の信仰にもっとも早く着目した民俗学は,〈憑物〉という語を,上に述べた広い意味での憑物としてではなく,その一部をなす特殊な信仰に限定し,そうした信仰の伝承状況,分布,成立過程などを解明しようとしてきた。民俗学でいう〈憑物〉とは,特定の家において神として祭祀されている,あるいは飼い養われている動物霊のことであって,この動物霊は家の主人の命令もしくはその意をくんで他人に憑依し,病気や死をもたらすと信じられている。このような霊をまつることによってその家は富貴自在となるが,それは他人を犠牲にしてのものであり,しかもひとたびこの神を勧請すれば末代までその子孫たちがまつり続けなければならない。…

※「動物霊」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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