動静脈吻合(読み)どうじょうみゃくふんごう

世界大百科事典(旧版)内の動静脈吻合の言及

【月経】より


[出血のメカニズム]
 月経時の子宮内膜の剝離出血発来のメカニズムには,子宮内膜にみられる特異な血管系が関与する。月経出血時に剝離する子宮内膜の機能層には,らせん動脈,特異な筋繊維細胞をもつ動静脈吻合(ふんごう)や静脈洞が存在する。動静脈吻合の筋細胞は,血中の卵胞ホルモンや黄体ホルモン値が高いときは収縮しており,吻合は閉鎖しているが,月経出血の直前になって,血中のこれらのホルモンのレベルが低下すると,筋細胞が弛緩して動静脈吻合が開き,らせん動脈の血流が静脈洞に流れ込み,子宮内膜表層の鬱血(うつけつ)と血管拡張が起こるとともに,らせん動脈支配下領域の子宮内膜が貧血に陥る。…

※「動静脈吻合」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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