世界大百科事典(旧版)内の勘定行列表の言及
【行列簿記】より
…各勘定の借方合計と貸方合計は,最右欄および最下行に示され,これが合計試算表となる。こうした行列簿記の考え方は,ドイツにおいて将棋盤法Schachbrettmethodeと呼ばれ,かなり古くから存在し,近年は展開表,勘定行列表などとも呼ばれる。経済活動の全体を一覧のもとに観察できること,コンピューター計算やリニアプログラミングと連動しうるといった特色があるが,反面,実務上の手間がかかること,計算にむだが多いなどといった欠陥があり,理論上,教育上のモデルにとどまっているのが現状である。…
※「勘定行列表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」