勧請吊り(読み)かんじょうづり

世界大百科事典(旧版)内の勧請吊りの言及

【村境】より

…そこで,この村境でそれら危険なものの侵入を阻止しようとする。正月に村境に太いしめ縄を張る勧請(かんじよう)吊りは近畿地方に多く,その代表的なものであるが,東北地方によく見られる巨大なわら人形や,全国各地で行われる大きなわら蛇を村境に置くのも同様の意味がある。また道祖神もたいていここにまつられている。…

※「勧請吊り」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android