包括主義(読み)ほうかつしゅぎ

世界大百科事典(旧版)内の包括主義の言及

【経常利益】より

…これらの臨時損益,前期損益修正項目,引当金の目的外取崩額は特別損益と呼ばれ,その額を経常利益に加減したものが,当期の処分できる利益となる。このように,性質のいかんを問わず,当期に発生したすべての損益を重視する考え方が当期業績主義に対し包括主義と呼ばれる。包括主義のもとでも,損益計算は区分式で行いうるから,経常利益も示される。…

【損益計算書】より

…現在の損益計算書は,処分可能利益の表示とともに当期の業績をも表示するように配慮されている。
[種類]
 収益と費用の範囲によって当期業績主義の損益計算書と包括主義の損益計算書に分けられる。前者は,もっぱら当期業績のみを表示しようとするため,非経常的・異常な損益および過年度の損益の修正は利益剰余金計算書で行う。…

※「包括主義」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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