世界大百科事典(旧版)内の化学的医学派の言及
【医学】より
…とまれ,彼によって,身体面を物質世界の現象として理論的に構成しようという傾向が根拠をもって求められだしたことは確かである。
[物理的医学派と化学的医学派]
物質世界の現象の理解には,ベサリウスらの解剖学者がやったように,身体内部を観察し,器官や組織の形や位置によって機能を理解することである。手足が筋肉によって動くのは,いかなる機構によってか,これは力学の問題として解ける。…
※「化学的医学派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」