化学的発生学(読み)かがくてきはっせいがく

世界大百科事典(旧版)内の化学的発生学の言及

【発生学】より

…さらに基本的に重要なのは,発生における形の変化といえども,その原因は物質の変化に求めねばならない,という考えが1930年代から台頭してきたことである。この立場による研究は,それ以前の形態学の方法のみによる発生学とは異なるものであることを自己主張するため,化学的発生学chemical embryology(あるいは生化学的発生学)と呼ばれた。この新しい学流の先駆者の一人はJ.ニーダムであるが,彼は後年大転向して中国の科学史の研究の権威者として有名になった。…

※「化学的発生学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む