北太平洋オットセイ委員会(読み)きたたいへいようおっとせいいいんかい

世界大百科事典(旧版)内の北太平洋オットセイ委員会の言及

【オットセイ保存条約】より


[内容]
 条約は,北太平洋のオットセイ資源の最大持続的生産性を達成すること(総頭数を毎年最大限度の捕獲が得られるような水準に到達させ,かつ,維持すること)を目的とする。このため,北緯30度以北の海上におけるオットセイの商業捕獲を禁止しており,また,北太平洋オットセイ委員会を設立して,資源調査を行っている。委員会の主要な役割は,条約の目的が達成されたか否かを研究するために,(1)資源調査,(2)(1)を踏まえて海上猟獲が陸上猟獲との関連で一定の条件下に許容されるか否かの研究およびその結果の勧告を行うこと,である。…

※「北太平洋オットセイ委員会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android