北畠顕家諫奏文(読み)きたばたけあきいえかんそうぶん

世界大百科事典(旧版)内の北畠顕家諫奏文の言及

【北畠顕家】より

…南北朝期の公卿,武将。北畠親房の嫡男。従二位権中納言。1333年(元弘3),奥州小幕府構想のもとに,建武政権から陸奥守に補任され,後醍醐天皇の皇子義良親王を擁して奥州に下った。35年(建武2)足利尊氏の離反とともに,奥州軍を率いて上洛,尊氏を九州に追った。36年(延元1∥建武3)3月,義良親王を奉じていったん奥州へ戻り,奥羽・関東の足利方の攻勢を支えるのに腐心したが,同年6月,尊氏が光厳上皇を奉じて京を奪うと,翌37年8月,再度奥州軍を率いて長征の途にのぼった。…

※「北畠顕家諫奏文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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