医学生態学(読み)いがくせいたいがく

世界大百科事典(旧版)内の医学生態学の言及

【疫学】より

…細菌学が主流であったころはとくに病原菌という要因を中心に疫学は進歩したが,その後対象が健康現象全体に拡大されるとともに,宿主と環境の重要性が増大し,要因はむしろそのどちらかに属するものという考え方に変化してきた。その考え方はヒューマン・エコロジー(人類生態学)を基盤とするので,疫学を医学生態学medical ecologyということもある。こうして原因究明を分析的疫学が確立し,原因も単一の病原菌から複合要因の究明へと進展してきた。…

※「医学生態学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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