十だんご(読み)とおだんご

世界大百科事典内の十だんごの言及

【だんご(団子)】より

…〈団子〉の語は《新猿楽記》に見え,おそらくこれが初見と思われるが,室町期には多く見られるようになり,〈団粉〉とも書かれた。やがて各地に名物だんごが現れてくるが,連歌師宗長(そうちよう)が昔から有名だとしている東海道宇津谷(うつのや)峠の十だんごや京都の御手洗(みたらし)だんごがそのはしりともいうべきものであった。 だんごの名はまるい形から起こったが,平たくした場合には,草餅,柏餅など餅と呼ぶことが多い。…

【茶店】より

…茶を供して客を休息させる店。日本では中世後半に旅行者や参詣人を対象として街道筋や寺社門前などに発生したと思われ,《東寺文書(とうじもんじよ)》には1408年(応永15)11月に京都の東寺南大門前に一服一銭の茶を売る者のあったことを示す記録がある。初めは床几(しようぎ)の上に茶道具を置き,求めに応じて茶を点(た)てていたが,やがて菓子や酒食を供し,給仕女を置くような店ができて遊興的色彩を加え,多様な形態の茶屋を分化するようになった。…

※「十だんご」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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