十二使君(読み)じゅうにしくん

世界大百科事典(旧版)内の十二使君の言及

【スークアン】より

…ゴ・クエンの死後しばらくして土豪が各地に割拠し,分裂状況となった。このうち有力なのが平橋のゴ・スオン・シ(呉昌熾),峯州のキエウ・コン・ハン(矯公罕),三帯のグエン・コアン(阮寛),超類のリ・クエ(李奎),仙遊のグエン・トゥー・ティエプ(阮守捷),細江のル・ドゥオン(呂唐),西扶烈のグエン・シエウ(阮超),回湖のキエウ・トゥアン(矯順),藤州のファン・バック・ホ(范白虎),唐林のゴ・ニャット・カイン(呉日慶),杜洞江のド・カイン・タック(杜景碩),布海口のチャン・ラム(陳覧)ら12人の土侯で,合わせて十二使君と呼ぶ。しかし,いずれもソンコイ川デルタ内に限られた。…

※「十二使君」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android