世界大百科事典(旧版)内の十二音技法の言及
【現代音楽】より
…またドイツの作曲家たちも,ヒンデミットを代表として,簡潔明瞭な音楽を目ざす〈新即物主義〉〈実用音楽〉などを主張した。第1期に〈表現主義〉の作風をとっていたシェーンベルク,ベルク,ウェーベルンらの第2次ウィーン楽派の作曲家たちは,1921年にシェーンベルクの創案した〈十二音技法〉による作曲を行い,数理的な秩序をもつ作品を数多く作曲した。第1期に〈民族主義〉の方向を打ち出したバルトークも,古典的な形式感による音楽を書いた。…
【十二音音楽】より
…十二音技法による音楽。ドデカフォニーともいう。…
※「十二音技法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」