《十八体書》(読み)じゅうはつたいしょ

世界大百科事典(旧版)内の《十八体書》の言及

【書体】より

…開成石経を校勘したことで知られる唐玄度は《十体書》で,古文,大篆,八分,小篆,飛白,倒薤篆,散隷,懸針,鳥書,垂露の十体をあげている。北宋の夢英《十八体書》には,古文,廻鸞篆,彫虫篆,飛白書,薤葉篆,瓔珞篆,大篆,柳葉篆,小篆,芝英篆,竜爪篆,懸針篆,籀文(ちゆうぶん),雲書,塡篆,剪刀篆,蝌蚪篆,垂露篆をあげる。 以上からわかるように六朝宋のころには現在通行する篆・隷・楷・行・草の5種が出そろっている。…

※「《十八体書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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