十地品(読み)じゅうじぼん

世界大百科事典(旧版)内の十地品の言及

【華厳経】より

…詳しくは《大方広仏華厳経Buddhāvataṃsaka‐nāma‐mahāvai‐pulya‐sūtra》。漢訳3種およびチベット訳が現存し,サンスクリット本は〈十地品〉と〈入法界品〉の章のみがそれぞれ独立の経典として現存する。漢訳は仏駄跋陀羅(ぶつだばだら)Buddhabhadra訳60巻(418‐420),実叉難陀(じつしやなんだ)Śikṣānanda訳80巻(695‐699),般若(はんにや)Prājñā訳40巻(795‐798)で,同名のため,巻数によって《六十華厳》《八十華厳》《四十華厳》と呼んで区別する。…

※「十地品」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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