世界大百科事典(旧版)内の十字架上の七つの言葉の言及
【受難曲】より
…古くは四つの福音書の記述を総合したテキスト〈スンマ・パッシオニスsumma passionis〉に作曲することも行われた。その特殊な形態が,イエスの十字架上の言葉を四つの福音書から集め,それをつなぐ叙事的語りを加えた〈十字架上の七つの言葉〉(シュッツとハイドンの作品がある)である。
【歴史】
歴史的に見ると,受難曲は〈聖週間〉に行われた聖書の受難のくだりの朗読にさかのぼる。…
※「十字架上の七つの言葉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」