世界大百科事典(旧版)内の十方常住物の言及
【寺院】より
…寺院には僧のほかに,まだ得度していない童行,清掃や耕作などに従事する寺奴婢,寺戸がいた。寺の共有財産を十方常住物といい,その最大のものは土地であった。朝廷,貴族たちの施入,寺院みずからの買収,開墾によって広大な田土を占有し,寺院は貴族とならぶ大地主であった。…
※「十方常住物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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