十炷香(読み)じっちゅうこう

世界大百科事典(旧版)内の十炷香の言及

【組香】より

…素材が香木の薫りであるから,それにふさわしい主題は限定され,またあまり複雑な表現は困難である。 組香の原型は15世紀,室町時代に始まる十炷(じつちゆう)香,十種香である。このころ催された香会(こうかい)はほとんどが十種香で,ときには名香合や炷継香(たきつぎこう)も行われた。…

※「十炷香」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android