《千金翼方》(読み)せんきんよくほう

世界大百科事典(旧版)内の《千金翼方》の言及

【傷寒論】より

…《傷寒論》という書名も王燾(おうとう)の《外台秘要(げだいひよう)》(752撰)に出て来るのが最初であるが,そこに引用されている処方の内容は現行のものとかなり違っている。しかし現行本とほとんどそっくりの文が孫思邈(そんしばく)の《千金翼方》(660ころ撰)に含まれている。この書には《金匱玉函経》など多くの異本(王燾が引用したのもその一つ)があるから,各地に張仲景の流れを汲むと称する医師団があり,それぞれの集団内で伝えられて来た書の一つが現行本と考えるべきであろうし,それが最終的に現在の形にまとめられたのは唐代またはそれに近い時代であろう。…

※「《千金翼方》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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