世界大百科事典(旧版)内の半寄生性の言及
【寄生】より
… 植物の植物に対する寄生としては,さまざまな菌類・細菌・ウイルスなどがあるが,寄生性の高等植物も知られている。これにはみずから光合成も行うもの(半寄生性)と葉緑素を欠き光合成を行わないもの(全寄生性)とがある。前者ではケヤキ,ブナ,ミズナラなどの枝につくヤドリギ,イネ科植物の根につくコゴメグサ類,カバノキ科植物の根につくママコナなどが知られ,後者ではススキの根につくナンバンギセル,シイの木の根につくヤッコソウ,カワラヨモギの根につくハマウツボなどが知られる。…
※「半寄生性」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」