世界大百科事典(旧版)内の協調運動不全の言及
【小脳】より
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[小脳の損傷と病気]
小脳の一部を損傷された動物や小脳に疾患のある患者には種々の特徴的な症状が現れる。運動をするためには多数の筋肉を組み合わせて働かせ,体の多くの部分を協調させなければならないが,小脳の障害時にはこの運動における協調作用が失われ運動は拙劣なものとなる(協調運動不全)。また,目を閉じたまま人さし指を鼻先に触れるときのような予測的な運動で確かさが失われる(推尺異常)。…
※「協調運動不全」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」