南仙峡(読み)なんせんきょう

世界大百科事典(旧版)内の南仙峡の言及

【佐渡島】より

…外海府の中では高さ約20mの断崖が続く尖閣湾,平根崎の波食甌穴(おうけつ)群(天)と海中温泉,北東部の二ッ亀,大野亀付近の小島,暗礁,巨岩が続く岩石海岸など見どころが多い。小木から沢崎までは南仙峡と呼ばれ,1802年(享和2)の小木地震で隆起した波食棚や,西端の沢崎付近には枕状溶岩がみられる。小木海岸(名・天)は外海府海岸,相川海岸とともに海中公園の指定地で,大佐渡山地,加茂湖とともに佐渡弥彦国定公園に含まれている。…

※「南仙峡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」