世界大百科事典(旧版)内の南島談話会の言及
【沖縄学】より
… 第3の段階は柳田国男の来島(1921)を契機に折口信夫をはじめ本土の研究者の来島調査が相つぎ,現地研究者の輩出とあいまって研究が高揚した20年代半ばから第2次大戦に至る時期である。柳田は帰京後〈南島談話会〉を設立,折口ら本土の著名な研究者と伊波ら沖縄・奄美出身研究者が参加して在野の拠点になった。沖縄や台湾にも研究会ができ,時流に乗った研究者たちも出て〈南島研究〉は一種のブームになる。…
※「南島談話会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」