単旋聖歌(読み)たんせんせいか

世界大百科事典(旧版)内の単旋聖歌の言及

【イタリア音楽】より

…いわゆる芸術音楽は,ギリシアの範にならったものが支配的だったろうが,長い年月のあいだにローマ独自のものを創り出したことだろう。 313年にキリスト教が公認された直後,ミラノの司教アンブロシウスらは,東方の初期キリスト教徒たちの例にならって,典礼に歌を用いることに積極的な態度をとり,アンブロシウス聖歌として伝えられる単旋聖歌の体系の礎を築いた。しかし,アンブロシウスの弟子でもあったアウグスティヌスによる,〈歌の内容にではなくて,歌そのものに感動したときには,罪を犯したような気持になる〉という反省は,キリスト教会の長い歴史の中で,教会における音楽のあり方をめぐっての論議に際し,折にふれて思い出されることになる。…

※「単旋聖歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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