世界大百科事典(旧版)内の単極肢導出の言及
【心電図】より
…現在使用されている心電計は,増幅率1mV/cm,記録紙送り速度25mm/sと万国共通に規定されたものが一般である。
[心電図導出法]
導出方法は,(1)双極肢導出(I,II,III),(2)単極肢導出(aVR,aVL,aVF),(3)単極胸部導出(V1~V6)の12導出が一般的である(図)。双極肢導出とは右手と左手の間(I),右手と左足の間(II),左手と左足の間(III)の電位差を記録するもので,心電図の代表としてよく掲載されるのは,この第II双極肢導出による波形である。…
※「単極肢導出」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」