単球性白血病(読み)たんきゅうせいはっけつびょう

世界大百科事典(旧版)内の単球性白血病の言及

【白血病】より

… このほか,白血病の症状として,各型の白血病の白血球が有する特徴的な性状に基づく症状が現れることがある。たとえば,白血病の白血球が単球の性状を有するとき(単球性白血病)は,歯肉腫張など白血病の白血球が通常みられない組織へ浸潤することによる症状が現れるし,急性骨髄性白血病の中の急性前骨髄性白血病と呼ばれる白血病では,白血病の白血球が組織トロンボプラスチンといわれる凝固因子を多くもつことから,血管内凝固症候群を伴いやすく,それがもとで急に死亡することが少なくない。また腫瘤形成性白血病といって,体のいろいろなところに腫瘤を形成しやすい特殊な白血病もある。…

※「単球性白血病」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」