単相三線式(読み)たんそうさんせんしき

世界大百科事典(旧版)内の単相三線式の言及

【配電】より

…またビルなどの高信頼度を要求する負荷には,上記と同じ考え方に基づくスポットネットワーク方式が用いられる。低圧配電方式としては,配電用変圧器二次側中性点を接地して,中性線を引き出し,両外側の電圧線とともに3線で負荷に供給する単相三線式(図2-a)がおもに用いられ,ふつうの100V負荷は中性線と電圧線の間に接続され,容量の大きい200V負荷は両電圧線間に接続される。この方式では,負荷が対称なら,電圧降下率および電力損失は単相二線式の1/4に減少し,経済的に有利である。…

※「単相三線式」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」