世界大百科事典(旧版)内の単純多数決ルールの言及
【社会的選択理論】より
…経済学,政治学,道徳哲学,数理科学など,多領域の研究者によって精力的に開拓されてきている。 たとえば,単純多数決ルールは,個人的判断を社会的判断へと集計する代表的ルールの一つである。ところでこのルールは,各個人が矛盾のない判断を表明していても,それらを集計した社会的判断が循環的矛盾を生むという〈投票のパラドックス〉の可能性を含むという事実が,古くフランスの啓蒙思想家M.J.A.N.deコンドルセにより発見された。…
※「単純多数決ルール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」