世界大百科事典(旧版)内の単調増加の言及
【数列】より
…例えば数列{rn}については,|r|<1ならば極限値0に収束し,r=1ならば極限値1に収束し,r>1ならば正の無限大に定発散し,r≦-1ならば不定発散する。 数列{an}が,a1≦a2≦……≦an≦an+1≦……を満たすとき,この数列は単調増加であるといい,a1≧a2≧……≧an≧an+1≧……を満たすとき,この数列は単調減少であるという。この二つを総称して単調数列という。…
【微分】より
… 空間を運動する点Pの速度,加速度についても,その座標x,y,zの速度,加速度を用いて上と同様に定義される。
【平均値の定理,テーラーの公式】
関数のグラフを見て考えると,すべての点でf′(x)>0となる関数f(x)は単調増加であることが予想されるが,このような直観的考察は厳密な証明ではない。一般に関数f(x)の増減の状態をその微分係数を用いて調べるとき,次の平均値の定理が重要である。…
※「単調増加」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」