卯辰山騒擾(読み)うたつやまそうどう

世界大百科事典(旧版)内の卯辰山騒擾の言及

【金沢[市]】より

…この他に,農民から農地を借用する相対請地(あいたいうけち),寺社奉行支配の寺社門前地の住民があり,低所得層を占めた。彼らはしばしば打毀,騒擾をおこしたが,1858年(安政5)の卯辰山騒擾はよく知られており,処刑された主謀者のための七稲(なないね)地蔵が立っている。3代藩主利常によって始められ,5代綱紀のとき完成した金工(象嵌など),漆芸(蒔絵など),木工,陶器(大樋焼)などの工芸品や,尊経閣文庫の膨大な図書,百工比照(ひやつこうひしよ)(工芸品の標本のコレクション。…

※「卯辰山騒擾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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