排卵誘発剤を使用することにより、多数の卵胞が大きく発育して卵巣が腫大し、腹水貯留などを来す状態です。重症の場合は、腹部膨満感、腹痛、脱水症状、胸水貯留を伴い、血液が固まりやすくなる等の凝固系異常を起こすようになります。また、腫大した卵巣が
予防は、排卵誘発剤を使用しないことですが、不妊治療を行ううえで注射薬の排卵誘発剤(ゴナドトロピン製剤)が必要な場合は、投与中に慎重な管理を行います。最近は自己注射可能な排卵誘発剤が承認されたこともあり、定期的な卵胞発育のチェックが必要です。
治療は、過度な腹水が貯留している場合は、入院して安静と補液を行います。さらに
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報
機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...