世界大百科事典(旧版)内の原始青磁の言及
【青磁】より
…中国では青磁は浙江,福建を中心に発達したが,のちには華北の河南,陝西でも盛んとなり,中国の磁器生産の中心となった。 青磁の起源については,紀元前14世紀ごろ,殷時代の中期に,器面に灰釉をはけなどで器面に塗布して高温で焼き上げたものを,自然釉と区別して〈原始青磁〉と呼んでいる。高温で焼き上げられているが半磁器で,釉色も灰黄色か,灰緑色を呈している。…
※「原始青磁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」