世界大百科事典(旧版)内の原油公示価格の言及
【OPEC】より
…北側の先進地域と東側の社会主義地域を除く南側の発展途上地域の主要産油輸出国が集まった国際機関である。結成の直接的契機は,1959年2月と60年8月の2回にわたり,国際石油会社(メジャー)が行った原油公示価格(産油国に対する利権料と所得税の基準となる計算(価格))の引下げに求められる。しかしその基礎には,石油資源の保有国がその資源に対する恒久主権をもつという考えが国際的に確立されはじめ,資源ナショナリズムが高揚しつつあった事実がある。…
※「原油公示価格」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」