原産地呼称法(読み)げんさんちこしょうほう

世界大百科事典(旧版)内の原産地呼称法の言及

【ブドウ酒(葡萄酒)】より

… ブドウ酒の品質は,原料ブドウの品種とそのブドウが育った土壌,気候によって決定される。そのため現在フランス,ドイツ,イタリア,スペイン,ポルトガルなどの諸国では原産地呼称法(フランスではappellation d’origine contrôlée)を設け,とくに優れたブドウ酒にのみ原産地呼称権を認めて,その品質を保証している。フランスを例にとれば,保証の条件として,生産地域,ブドウの品種,栽培法と収穫量,醸造法,最低アルコール含有率などについての規格を設けている。…

※「原産地呼称法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android