厳君平(読み)げんくんへい

世界大百科事典(旧版)内の厳君平の言及

【占い】より

…《史記》にはまた亀策列伝も立てられている(これにも後人の筆が入っているが)。《漢書》によれば,厳君平は成都の市場で売卜をして暮らしていたが,彼は〈卜筮は賤業ではあるが人々の役に立ちうる〉と考え,卜筮にことよせて人の道を説いたという。売卜は賤業とみなされていたが,れっきとした官僚でも進退きわまったときにはしばしば筮竹を握った。…

※「厳君平」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」