《友だち座》(読み)ともだちざ

世界大百科事典(旧版)内の《友だち座》の言及

【プリーストリー】より

…会社勤めをし,第1次大戦に従軍したのち,遅くなってケンブリッジ大学を卒業。それ以前からエッセイストとして活躍していたが,偶然落ち合った役者たちが一座をつくって巡業して歩く愉快な道中物《友だち座》(1929)で一躍有名になり,次の第1次大戦後の不況下の小市民の生活を描いた《天使通り》(1930)も大成功を収め,ディケンズ的な悲喜劇を描くイギリス小説の伝統の代表者となった。このほかに数多くの小説があるが,劇作でも非常な名声を博し,自殺を装った殺人事件の解明から社会悪を暴いた《危険な片隅》(1932),一少女の死を取り上げて社会的責任を訴えた《夜の来訪者》(1945)など30編近い作品がある。…

※「《友だち座》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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