世界大百科事典(旧版)内の友枝氏の言及
【豊前国】より
…その後約10年間大友氏が守護となるが,以後約50年間は大内氏が再び守護に任じられて豊前支配の主導権を握った。大内氏の豊前支配の方式は守護代に重臣の杉氏を任じ,それを支える郡代には有力土豪佐田,野仲,友枝氏などを起用して在地勢力の掌握に努め,さらに段銭奉行にも開発土豪層をあてて支配組織を強化した。そして宇佐宮勢力をもしだいに支配下に収め,宇佐宮勤番,人夫,材木賦課なども大内氏が行うようになった。…
※「友枝氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」