双係柱(読み)ソウケイチュウ

とっさの日本語便利帳 「双係柱」の解説

双係柱

港あるいは埠頭岸壁突端に立っている、まるで太い腕を曲げたように見えるコンクリートまたは鉄製の太く短い柱。これは大型船を係留する時、船の艫綱(ともづな。船尾にある係留用の綱)を巻き付ける柱で、港湾関係の用語で双係柱と呼ぶ。なぜ双係柱かというと、係留される船の船尾にも艫綱を巻く同じ形をした鉄製のものがあるからだ。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

今日のキーワード

106万円の壁

会社員に扶養されるパートら短時間労働者は年収106万円以上になると厚生年金保険料などの負担が生じて手取りが減る。将来の年金額は手厚くなるが、働き控えを招く「壁」とされ、企業の人手不足の要因となる。厚...

106万円の壁の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android