双倉(読み)ならびぐら

世界大百科事典(旧版)内の双倉の言及

【倉∥蔵】より

…板倉は春日大社板倉(江戸時代)や伊勢神宮の外宮御饌(みけ)殿などの遺構がある。平安時代初期の法隆寺綱封(こうふう)蔵は,全体が桁行9間だが,高床3間分の柱間を土壁で塗って倉とし,3間隔たって出入口の扉が向かい合うようにもう一つの倉を配置し,つごう9間分に寄棟造瓦葺きの屋根を架け,中央3間分は床も壁も設けず中空にした珍しい形式の双倉(ならびぐら)である。
[長者の倉]
 平安時代後期の《信貴山縁起》に描かれた山崎長者の米倉は,土居桁(といげた)の上に四角な材を交互に積み上げた校倉になっている。…

※「双倉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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