反公害運動(読み)はんこうがいうんどう

世界大百科事典(旧版)内の反公害運動の言及

【エコロジー運動】より

…エコロジーecologyは生物学の一分野である生態学を意味する英語。人間と自然環境とのバランス,さらに物質循環との相互関係を,人間は生態系という有機体の一員であるという視点からとらえる運動である。このような運動は1960年代後半からヨーロッパ,北アメリカなどの工業化社会で,自然と調和し共存できる生活,経済,社会のあり方を求める人々によって起こされてきた。 1950年代半ばから資本主義世界の工業諸国は急速な経済成長期に入り,重化学工業を中心に産業が成長発展し,国民の生活水準も上昇の一途をたどった。…

※「反公害運動」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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