世界大百科事典(旧版)内の反戦広告の言及
【意見広告】より
…60年代から70年代にかけて,ベトナム戦争をはじめ人権,消費者,環境,エネルギー・資源問題などで社会的亀裂が広がるにつれて,意見広告は産業界ばかりでなく,市民団体も積極的に行うようになってきた。日本のベ平連が《ニューヨーク・タイムズ》に反戦広告を初めて掲載したのは65年である。70年代初頭のアメリカ産業界の広告は環境対策に集中,73‐74年の石油危機の際は,エネルギー・資源問題が中心テーマとなったが,意見広告はその時点の社会的課題を描き出している。…
※「反戦広告」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」