反牧歌(読み)はんぼっか

世界大百科事典(旧版)内の反牧歌の言及

【牧歌】より

…ミルトンの牧歌哀歌《リシダス》をはじめ,いくつものすぐれた牧歌が,強い風刺性を内包しているのは,このせいであろう。また牧歌詩人が,田園は平和で美しく,羊飼いは無垢で幸福だというような,牧歌的虚構の約束事に耐えきれぬとき,むしろ農村の疲弊とか,羊飼いの暮しのつらさを強調する〈反牧歌(カウンター・パストラルcounter‐pastoral)〉が書かれることもあった。 牧歌は羊飼いについて,羊飼いの声で歌われる文学だが,それを書くのは宮廷詩人をはじめとする知識人である。…

※「反牧歌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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