反芳香族的(読み)はんほうこうぞくてき

世界大百科事典(旧版)内の反芳香族的の言及

【芳香族性】より

…すなわち,4n+2個のπ電子をもつ平面環状π電子共役系は中性分子でも電荷を有する分子(アニオンまたはカチオン)でも,同数のπ電子をもつ直鎖π電子共役系と比較して安定化しており,芳香族的aromaticであるという。逆に,同様の比較において,不安定化していれば,反芳香族的anti‐aromaticであるという。 芳香族的な分子の著しい特徴は,熱力学的に安定であることのほかに,磁場をかけると,環状に分布する4n+2個のπ電子が環電流を誘起することである。…

※「反芳香族的」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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